快適空間を創出


ノロウイルスの対策

ノロウイルスとは

 ノロウイルスとは非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種です。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染した人の糞便や嘔吐物、それらが乾燥したものから経口感染します。近年、ノロウイルスによる集団感染は日本各地の学校や養護施設などで散発的に発生し、感染性胃腸炎や食中毒として一年中猛威を振るっています。また年とともに、ウイルスの感染力が高まってきているようです。

ノロウイルス感染症

 ノロウイルスは人に経口感染して、下痢、おう吐、腹痛、発熱などの特有の症状を発生させます。死に至る重篤な例はまれですが、稀に十二指腸潰瘍を併発することもあり注意が必要です。検査や治療方法に対する研究が他のウイルスと比べて格段に遅れているのが現状で、特異的な治療法は確立されていません。感染から発病までの潜伏期間は数時間~数日(平均1~2日)と言われ、症状が収まった後も便からのウイルスの排出は1週間程度続くため感染被害が大きくなってしまいます。厚生労働省の報告では、食中毒報告患者数の7割がノロウイルス感染症でした。

症状

 症状は、下痢・嘔吐・腹痛・発熱で、「お腹の風邪」と呼ばれていました。症状の始まりは突発的に起こり、夜に床につくと突然腹の底からこみ上げてくるような感触と吐き気を催し、我慢出来ずに吐いてしまうことが多いです。何度も激しい吐き気が起こり、吐くためにトイレのそばを離れられないほどです。無理に横になろうとしても気持ち悪くて横になれず、吐き気が治まった後は急激に激しい悪寒が続き、さらに38℃程度の高熱を伴うこともあります。これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもありません。ただし、免疫力の低下した高齢者や赤ちゃんの場合では長引くことがありますので、注意が必要です。

感染経路

ノロウイルスは感染力が非常に強く人の体内で増殖するためにノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物には大量のノロウイルスが含まれています。安易にノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物の処理をすると感染してしまいます。

ノロウイルスの主な感染経路は、

『飲食物からの感染』
食材および食品を喫食して感染。
『院内感染など人から人』
感染者の糞便や嘔吐物から手指を介して感染。飛散した飛沫から感染。感染者が十分に手を洗わず調理した食品を食べ感染。

原因食品が明確ではないノロウイルス感染が約6割を占めていると報告されている例もあり、人から人への感染が特に注意されています。

対策

 ノロウイルスの対策として現在最も効果的なものは、厚生労働省からも消毒方法として推奨されている次亜塩素酸水です。ノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物に次亜塩素酸水を直接噴霧し除菌します。より安全に作業していただく為にビニール手袋やマスクの着用をおすすめします。ノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物などを拭き取ったタオルは、石鹸でよく洗ってもノロウイルスを消毒したことにはなりません。次亜塩素酸水に浸すなどして確実に消毒してください。ペーパータオルなどで拭き取って破棄する場合も直接、次亜塩素酸水を噴霧することがノロウイルス対策として有効です。

手洗い
手洗いは、貴金属をはずして、石鹸を良く泡立ててしっかり洗ってください。石鹸の泡により手の油分を落とすことにより、ノロウイルスも落ちやすくなります。ウイルスを物理的に洗い流すだけなので、手洗い後は次亜塩素酸水を直接噴霧など して確実に消毒してください。
食品は加熱する
ノロウイルスによる食中毒を起こす可能性があるものとして、二枚貝(牡蠣や大アサリ、シジミ、ハマグリなど)が有名です。食品の加熱による予防について効果的な加熱時間と温度は、まだ確立されていないようですが、厚生労働省は、85度で一分間以上の加熱をすればノロウイルスの感染性はなくなるとされています。
便や嘔吐物の処理
集団感染を防ぐために重要な、ノロウイルスが含まれている可能性が高い便や嘔吐物の処理は特に注意が必要です。 2週間程前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて感染が起きた報告もあるほど強力なウイルスです。ノロウイルスは、時間が経っても感染力があり、飛沫感染をすることがあります。処理には、使い捨てのマスクやビニール手袋を使い、ノロウイルスが飛び散ることも考えて、めがね(ゴーグルなど)をしたり、作業する服にはビニールをかぶるか、捨てられるようなものですることが好ましいですが、作業後に次亜塩素酸水を体全体に直接噴霧し消毒することで予防効果が得られます。汚染された床などをふき取った後は、次亜塩素酸水でふき取りしてください。処理に使った雑巾類は次亜塩素酸水を直接噴霧し、ビニール袋に入れて密閉して捨てるようにしてください。

まとめ

 ウイルスや菌に感染する前に対策することが大切です。次亜塩素酸水に対応した噴霧器を使用し、次亜塩素酸水をミスト化し空間に噴霧することで効果的に予防することができます。当社の製品を使い、安全・安心なドライミストで強力に除菌・消臭することができます。また、ノロウイルスを除菌することはもちろん、新型インフルエンザや風邪の予防、花粉症などのアレルゲンにも効果を発揮します。 次亜塩素酸水で空間除菌をし、健康で快適な毎日をお過ごしください。

インフルエンザウイルス対策

インフルエンザウイルスとは

 インフルエンザ(ラテン語:Influenza)とは、インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)、略称・流感(りゅうかん)ともいわれています。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪ににた症状があらわれます。感染力も強く急性脳症を起こしたり二次感染により死亡することもあります。

症状

 一般の風邪とは異なり、比較的急速に悪寒、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛が出ることが特徴で、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴います。腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もあります。合併症として肺炎とインフルエンザ脳症がありますので、インフルエンザの症状が認められた場合は早急な医療対応が必要です。免疫力の低下した高齢者や赤ちゃんの場合は、特に注意が必要です。

感染経路

 インフルエンザウイルスに感染すると、2日から3日後に発症することが多いが、潜伏期は10日間に及ぶこともあります。インフルエンザウイルスの主な感染経路は、『患者の粘液が、他人の目や鼻や口から直接に入る経路』 『患者の咳、くしゃみ、つば吐き出しなどにより発生した飛沫を吸い込む経路』 『ウイルスが付着した物や、握手のような直接的な接触により、手を通じ口から ウイルスが侵入する経路』この3つのルートのうち、どれが主要であるかは明らかではありませんが、いずれのルートもウイルスの拡散を引き起こすと考えられています。

感染予防対策

十分な栄養と十分な睡眠休息をとる
免疫力が低下するとウイルスに感染しやすい状態を作るため、偏らない十分な栄養や睡眠休息を十分とることが大事です。これは風邪やほかのウイルス感染に関しても非常に効果が高いといわれています。
ウイルスへの接触や体内への進入を防ぐ
石鹸による手洗いの励行や、手で目や口を触らないこと、手袋やマスクの着用といった物理的な方法でウイルスへの接触や体内への進入を減らすことが大切です。 新型インフルエンザに対する飛沫感染防止として、防塵性の高い使い捨て型のマスクを正しい方法で装着することが必要です。また、感染の可能性が考えられる場所に長時間いることを避けることも大切です。そして予防に用いたマスクは速やかに処分するようにしましょう。
手洗い・うがい
ウイルスは口や喉の粘膜に付着してから細胞内に侵入するまで20分位しか掛からないといわれており、人ごみから帰ったら即座に手洗い・うがいをするよう心がけましょう。手洗いは、まず貴金属をはずして、石鹸を良く泡立ててしっかり洗ってください。その後、次亜塩素酸水で確実に消毒した後、うがいをするとより安心できます。
部屋の換気と空気清浄
換気をこまめに行うとともに、部屋の湿度を50%から60%に保つことにより、ウイルスを追い出し飛沫感染の確率を減らすことが可能といわれています。しかし、これだけでは空気中のウイルスを除菌することはできません。

まとめ

 インフルエンザの感染を防ぐには、しっかりした感染予防対策をすることが大切です。外出から帰ったらすぐに、正しい方法で手洗い・うがいをしましょう。また室内では、次亜塩素酸水に対応した噴霧器を使用し、次亜塩素酸水をミスト化し空間に噴霧することで、インフルエンザウイルスを除菌することができます。
 当社の『超音波噴霧器』は、次亜塩素酸水をドライミスト化してウイルスを除菌することはもちろん、花粉症などのアレルゲンにも効果を発揮します。

除菌・消臭の対策

 人の嗅覚感度は、嗜好性・慣れ・個人差などによって、感じ方が違ってきます。そのために、慣れた生活の中では気にならない臭いでも、そうでない方にとっては悪臭として感じられることがあります。次の3つのケースで考えてみましょう。

その1 我家での悪臭が気になる方に

日常生活で感じる悪臭にはどんなモノがあるでしょうか?
家庭の中で発生する悪臭の原因 には大きく分けて3つのタイプがあります。
脂肪酸系(体臭、汗など)
-----下駄箱、コタツの中、ベッド、タンスの中など
窒素化合物系(腐敗した尿、生臭さなど)
-----台所、食品庫、ゴミ箱など
硫黄化合物系(糞便など)
-----トイレ、ペットの小屋や敷物、排水溝など
定期的に掃除をしても、部屋の窓を開けて空気の入れ替えをしても、それだけではニオイを消してしまうことはできません。
おすすめします!
部屋を掃除してチリやゴミを除去すると同じように、定期的に嫌なニオイを除臭しましょう。
次亜塩素酸水は、ニオイの発生源を元から除菌・除臭することができます。嫌なニオイを元から断って、清潔で快適な生活空間の中で毎日をお過ごしください。

その2 マイカーでの悪臭が気になる方に

知っていますか?
2011年に「Yahoo!」が行った『嫌いな匂いランキング』では、次のような結果が出ています。
  • 1位 タバコのニオイ  67%
  • 2位 汗のニオイ  63%
  • 3位 足元からにおう足のニオイ  58%
特に密室空間になる車の中では、車そのモノから出されるニオイに加えてこれらの3つのニオイがミックスされ、自分では気付かなくても同乗者に不快な気持ちを与えてしまいます。
おすすめします!
車に乗って運転を開始する前に、また運転を終えて下車する前に車内を除臭しましょう。
次亜塩素酸水を使えば、車内をすばやく除臭することができます。人によって好みが違う芳香剤は使っていませんので、人に気づかれず嫌なニオイだけを除去することができます。ぜひ、車の中に常備しておき利用することをおすすめします。今日も快適で安全なドライブをお楽しみください。

その3 出張の多い方や旅行のお好きな方に

あなたの旅行カバンの中身は?
出張や旅行に行ってから帰るまで、あなたの旅行カバンにはどんなモノが詰め込まれるのでしょうか?
  • 書類やガイドブック
  • 化粧品や洗顔用の道具
  • 着替え用の下着やシャツ
  • お土産
  • 汚れた下着やシャツ、などなど
カバンの狭い空間の中に、清潔に保っておきたいモノや美味しく味わいたいモノと一緒に、ニオイのついた汚れた衣服が詰め込まれることになります。
おすすめします!
旅行カバンのファースナーを閉じる前に、カバンの中を除菌・除臭しておきましょう。
次亜塩素酸水を携帯用噴霧器に詰めておけば、出張先や旅行先のホテルでも簡単に除菌・除臭することができます。特に汗のニオイが強い下着などには、ミストを直接当てておけば、より一層の除菌・除臭効果があります。また、インフルエンザ・ウイルスやノロ・ウイルスの除菌効果もありますので、安心して旅をするために携帯をおすすめします。次亜塩素酸水は、厚生労働省が食品添加物としても安全性を認めています。

カビの対策

 家庭では、お風呂場、キッチン、洗面所、洗濯機、下駄箱、エアコンなど、カビが生息する場所がたくさんあります。その中でも、一番気になるお風呂場のカビ対策について一緒に考えてみませんか?

その1 カビが生えないような対策としては、どのような方法があるでしょうか?

  • カビの栄養となるような有機物質(食品、ホコリ、髪の毛、石鹸カス、シャンプー、人の垢)などを残さないようにする。
  • お風呂上がりに、冷水のシャワーをして室温を下げておく。
  • お風呂の使用後は、窓を開けたり換気扇を回すなどにより、湿気がこもらないようにする。

その2 市販のカビ取り剤(塩素系)を使ってカビ除去を行う時は、どのようなことに気をつけなければならないでしょうか?

  • 他のカビ取り製品や食酢、アルコール、アンモニアなどと混ざると有害なガスが発生して危険ですので、単一製品を使って行うこと。
  • 強い匂いが発生するものがありますので、戸や窓を開けたり、換気扇を回すなどして換気に気をつけること。マスクをつけて行う方が良いでしょう。
  • 目に入ると危険ですから、目を保護するために保護眼鏡・ゴーグル等を着用し、目の高さより上の作業には気をつけること。
  • 直接肌に触れると危険ですので、ゴム手袋などを着用すること。また、衣服に掛かると脱色することがありますので、作業着をまとって行う方が良いでしょう。

その3 もっと安心してカビ除去を行う方法はありませんか?

次亜塩素酸水を使ってカビ除去を行うことをおすすめします。

  • 強い匂いは発生しませんので、換気について特別な心配はありません。
  • 直接肌に触れても、また衣服に掛かっても脱色の心配はありません。
  • カビの目立つ場所に、次亜塩素酸水をスプレーし、少ししてスポンジかぞうきんでふき取ってください。
  • 頑固なカビには、キッチンペーパーをあてた上からスプレーして、10分程おきましょう。
  • 掃除した後は、シャワーで水洗いし、窓を開けたり換気扇を回すなどにより換気しておきましょう。

 カビを放っておくと、悪臭を放ったり景観を悪くするだけでなく、アレルギー症状を起こす原因となったり人体に悪影響を与える事もあります。お風呂場以外の場所でも同じような方法でカビを除去しましょう。


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